おおぞらからのお知らせ

2022年11月26日(土)本年最後となる屋久島おおぞら高等学校 茂木健一郎校長の「#なりたい大人白熱授業」を開催しました。今回は、ゲストにタレントで俳優のサヘル・ローズさんを招き「あなたに贈る言葉の花束 ~母の言葉と明日への思い~」をテーマに茂木校長と対談しました。サヘル・ローズさんと茂木校長講師プロフィール:イラン出身。 8歳で来日し、高校生から芸能活動を始める。舞台『恭しき娼婦』では主演を務め、主演映画『冷たい床』では、ミラノ国際映画祭で最優秀主演女優賞を受賞するなど、映画や舞台・俳優としても活動の幅を広げている。また、第9回若者力大賞を受賞。国際人権団体NGOの「すべての子どもに家庭を」の活動では親善大使を務めた。個人的にも支援活動を続け、公私にわたる福祉活動が評価され、2020年にはアメリカで人権活動家賞も受賞。13年ぶりの新著「言葉の花束~困難を乗り切るための自分育て~」も好評発売中。サヘル・ローズさん白熱授業では、サヘルさんが初めて日本を訪れたときのこと、当時8歳だったサヘルさん自身が感じたことをありのままの言葉で語ってくださいました。また、会場に集まったおおぞら高校の生徒に向け熱いエールを贈ってくださいました。
「挑戦して失敗してほしい。歩くスピードもお腹が空くタイミングもみんな違う。だから回り道をしてほしい。やってみて、それは私の中でやりたいことじゃなかったならそれでいい。自分の心が楽しんでいるか楽しんでいないかを考えてほしい。」

授業のなかでは、生徒がサヘルさんに質問する場面もありました。
"日本のなかで変わってほしいと思うことは何ですか?"
"サヘルさんのなかで、一番大切にしている言葉は何ですか?"
生徒のまっすぐな質問に対して、サヘルさんは飾らない言葉で答えてくださいました。

また、オンラインでは200名を超える視聴者の方が参加され授業についてコメントをいただきました。
「サヘルさんの厳しい体験をうかがって、色々なことを考えるベースになっていることがわかりました。彼女の平和に対する意見、対話の重要性、大いに考えさせられました。」
「サヘルさんの考え方をお聞きして、なるほど! 私もその様な捉え方をしていけたらと強く感じました。貴重なお話を聞くことができて本当に良かったです。ありがとうございました。」
「おおぞら高校でのびのびと楽しんでいる姿がすてきだなと思いました。サヘル・ローズさんのお話もとてもよかったです。異文化に触れて若者が世界のパートナーシップを強めてほしいです。」

写真撮影時のみ特別にマスクを外しています写真撮影時のみ特別にマスクを外しています

#なりたい大人白熱授業は今回の授業で2022年の最終回となりました。
サヘル・ローズさん、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。