物置を開けてみる

物置の扉を開けると、埃まみれのがらくたがたくさん。

芝居の台本、作って箱にしまったプラモデル、変な鎖のついた帽子、ワッフルメーカー、ガリの出るアンプ、用途のわからない置物、バイクのマフラー、etc.

飽きっぽい性格で、手を出しては飽きて次のものを探す、の繰り返し。気が付くと物置はがらくたで溢れかえっていました。たまには整理しなければ、と眺めているうちに、がらくたと思われていたものは、自分が生活してきた足跡であることに気が付き、そんな気分で眺めてみると、なんだか少し誇らしげに感じました。

私たちは楽しいことや意味のあること、得すること、役に立つこと、そういったものにフォーカスしがちですが、後悔したことや意味のないこと、損したこと、無駄だと思ったこと、そういったものが積み重なることで、生活に厚みを出してくれているのだと思います。

なんでもやってみる。

それが自分の生活を豊かにしていきます。
自分が選んだことに誇りと自信を持って、なりたい大人に近づいていきたいと思っています。
そして振り返ったときには、誇りまみれのがらくたがたくさん。