2021.10.15
記憶に『タイトル』をつける。
あるところに仲の良い2人がいました。一緒に遊んでいた時に、2人がこれまでの人生で経験したことがない程の「嫌な出来事」に出会いました。その経験に2人はそれぞれ、
『これだけ悪いことにはそうそう出会う事はない。今後の対策もできて、良い経験になった。』
『こんなことに出会うなんて何て運が悪いんだ。この経験で私の人生は今後ずっと台無しだ。』
と考えました。事実や経験は同じですが、記憶にしまう際に何という『タイトル』をつけるかで、よくもわるくもなります。このタイトルをつけ間違えて苦しんでいる子どもたちの何と多いことか。私は、この『タイトル』をつけ替えられる言葉を持っている大人になりたいと思っています。