卒業生の活躍

今の学校を目指した理由は?

高校生のときに見た、佐賀大学美術館での卒業制作展がきっかけでした。私もここで様々な作品を作ってみたいと思い、佐賀大学地域芸術デザイン学部を目指しました。「芸術をとおして地域創生に貢献する」という学部の理念に共感したのも理由の一つです。1年生の今は彫刻や油絵など全般的に学んでいて、2年生になったら西洋画のコースに進むつもりです。学内に美術館があり、そこで作品を鑑賞したり、運営のボランティアをしたりと、とても充実した大学生活を過ごしています。

あなたにとってKTCおおぞらはどんな場所でしたか?

以前の学校では、1年生の5月頃から体調をくずして休がちになり、勉強についていけなくなってしまいました。そんなとき、母が探してきてくれたのがKTCおおぞらです。佐賀キャンパスは新設されたばかりで全てが新しい環境ということもあり入学を決めました。 転入したばかりのころは学校へ行くのにとても緊張していましたが、マイコーチが優しく接してくれて、友達ができはじめてからは、いつしか学校がとても落ち着く場所になっていました。「私の居場所ができた」と感じさせてくれたのがKTCおおぞらです。

どんな大人になれたら幸せですか?

具体的にどうなりたいとかはまだ決めていませんが、美術館の学芸員の仕事など、芸術の近くにいる仕事をしたいです。だから今は、芸術をとおして佐賀をもっと良い街にできるよう勉強をがんばっています。また、最初の高校生活であまり居心地がよくない思いをしたので、そういう人の気持ちが分かる大人になりたいです。 高校時代は人と話すのが苦手で、初対面の人や環境が辛かったのですが、KTCおおぞらに入学して屋久島でのスクーリングやキャンパスでの生活をとおして少しずつ克服できるようになりました。そんな経験があるので、同じような人の気持ちを理解して行動できる大人になれたら幸せです。