楽しいところを見つけて乗り越えていける大人
前田 恵助さん
バイクレーサー
バイクレーサーとして、プロとして契約して活動しています。バイクが好きというよりは、レースが好きなのでスタートする直前の緊張と楽しさは他の何にも代えられないものだと思っています。プロなので、結果を残さなければいけない、勝たなきゃいけないプレッシャーはありますが、楽しく乗っていれば勝手に結果はついてきます。気が付けば20年間、バイクに乗り続けています。
今の仕事を目指した理由は?
5歳の時からずっとバイクに乗っていました。最初はゲームが欲しくて、親に買ってもらうために続けていたので小学校4・5年生くらいまでは自衛隊になりたいと思っていました。ただ、そのうちレースで勝てるようになり、それからどんどん楽しくなりました。いつの間にか物が欲しくてというよりも、楽しくて続ける自分がいたんです。また、日常で暮らしていても、バイクレースに勝るスリルや感動はないと考えるようになり、そこから本気で仕事にしようと全力で目指すようになりました。
※右が前田さん、左は当時担任の書上コーチ
あなたにとっておおぞらはどんな場所でしたか?
友だちもできて、楽しい場所です。いつも授業の2・3分前にギリギリに滑り込むような生徒だったんですけど、気兼ねなく来れるのでのびのびと過ごさせてもらいました。特に、自分のやりたいことや好きなことを続けながら、高校生活が送れることが嬉しいです。
どんな大人になれたら幸せですか?
難しい質問ですね笑。社会に出てみて思ったんですが、結構厳しいことがどんな仕事でも多いと思います。人との関係や組織ならではの大変さはあります。ただ、全てひっくるめて楽しめたら良いと思っています。厳しいなかでも楽しいところを見つけて乗り越えていける大人になりたい。日々勉強だと思っているので、一つ一つ積み上げながら、成長し続けていきます!