自分の軸・信念を持った、カッコイイ大人
矢崎良子さん
音楽家
現在音楽家:ドラマーとして活躍している、おおぞら卒業生の矢崎さん。在学中は約5か月の長期留学「バンクーバーキャンパス」に参加されました。そんな矢崎さんに、バンクーバーでの経験や今の音楽活動の様子などをたくさんお話してもらいました!
音楽を好きになったキッカケと、今の仕事のやりがいを教えてください。
ドラムは10歳くらいから始めたのですが、体験レッスンの時に初めて弾いて「意外にできる!楽しい!」というところから好きなりました。音楽はいろんな人と一緒に創り上げる感があるのも、とても好きです。今、音楽活動をしていますが、自分の音楽を聴いてもらって「楽しかったよ、仕事の疲れが癒されました。」と言ってもらえるのがとても嬉しく、やりがいになっています。
バンクーバーキャンパスでの思い出は?
参加する前は、本当に自分にできるのか?とすごく不安でした。担当のコーチに「迷っているなら行ってみなよ!」と言ってもらったのをきっかけに、「本当は行きたいのに行く勇気がないだけだな」と気づき、勇気を出して参加することにしました。英語も最初は全く分からなかったですが、やってみたら意外にコミュニケーションが取れるのが楽しくて、たくさん練習しました。やってみないと分からないことって多いなと思います。
あと本当に何でもないことですが、雨の日にバスを待っていたら、中国からの留学生の子に「一緒に傘に入りましょう」と声をかけてもらったことを覚えています。あの時あの場所に私がいなかったら絶対できない経験だなと思いますし、優しい人が多いバンクーバーならではだなとも思います。いい思い出です。
バンクーバーに行ったことを振り返って、どう思いますか?
バンクーバーでの経験から、「何とかなるな!」という自信を持てました。それまでは不安や心配が勝ってしまって行動に移せなかったのですが、見知らぬ場所で生活したり、ハプニングが起こっても自分で対応した経験を通して、「大丈夫。意外に自分ってできる!」と自分を信じてあげられるようになった気がします。今でも仕事で新しいコトに挑戦するときには「まずやってみる!」という前向きな姿勢で臨むことを意識しています。自分のバンドでイベントの準備をするときなどは、自分が全責任を取らないといけなくて不安だなと思うのですが、できるようになったらやろうと思っていてもその時は来ないので、やる!ってまず決めて、じゃぁそのためにどう動いていくかを考えて進めています。
どんな大人になれたら幸せですか?
実は、ずっとおおぞらのコーチみたいな人に憧れているんです笑。いろんな経緯があっておおぞらのコーチをやられている方が多いと思うんですが、それぞれに信念を持っているのがすごくカッコイイなと思います。私も今は音楽をやっていますが、もし仮に音楽をやめたとしても、自分の信念や軸を持っていれば、すごくカッコイイことなんだろうなと思います。